日産の流線型なデザイン

最近の日産の車のデザインが好きだ。

 

 

よく通勤中に色んな車を見る。色んな色、形があるのだけども、やっぱり日産の車が一番見ていて綺麗だなと思う。

今までの車のデザインの歴史の中でも、今の日産はかなり奇抜な部類に入ると思うのだけども、それでもしばらく見ていると納得してしまう。

何故納得してしまうのか自分なりに考えてみたのだけども、日産のデザインは全部車の進行方向に対して流れるようにまとめられているのではないかと思う。

つまり前から後ろにかけてのラインに上手く流れるように、流線型にデザインされていると思う。

2012 Nissan LEAF

2012 Nissan LEAF

「リーフ」の初代の形からはその意図が強く見られると思う。そもそも初代リーフのコンセプトは「固い流線型」なので当たり前なのかもしれないけども。

トップライトが大きくまるで魚のような顔をしている。テールランプはかなり特徴的な縦長の形だが、やはりこれらも流線型のラインに沿ってデザインされているので、見てても違和感を感じない。

このような流線型の形をした車が走っている姿を見ると、なんだか「スムーズ」だとか「自然」というような単語が出てくるような感じがした。走っている方向に対して空気を受け流すかのように流れているので、まるで生き物を見ているかのような気もする。それこそ魚が水中で泳いでいるかのような感じである。

そこに他の車には無い面白さがあった。

この「リーフ」だが、残念ながら二代目では落ち着いた普通のデザインに変わってしまった。

二代目も綺麗だし、流線型を感じるデザインではあるけども、やはり初代と比べると「当たり障りのない」という印象が強い。

この前日産リーフのコラムがネット上にあったけども、その書き手は「初代リーフの欠点は不細工なところだ。他は素晴らしいのだが。二代目はそれが改善されたのでさらに普及するだろう」というようなことを書いていた。

価値観は人それぞれだとは思うが、やはり多数派の意見はそれなのだろうか。

販売台数を伸ばすためならばしょうがないが、通勤中の楽しみが減ってしまうのかと思うと少し残念だと思う。

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