映画をたまにしか見ないヤツにありがちなこと

最近久しぶりに映画を観た。といってもDVDをレンタルしただけだけど、2本観た。

「ファイトクラブ」と「リトルダンサー」という映画を観た。どちらも、最近付き合いのある、自分よりも一回り以上年上の先輩方からのオススメ映画だ。

「ファイトクラブ」は大企業勤めのある男が、ある日自分とは対極的な破天荒な男と出逢い、今までの退屈な日常とは真逆の「殴り合い」を中心とする生活に一転するという話。

一方「リトルダンサー」はボクシングクラブへ通う少年がある日バレエを体験し、親に反対されながらもバレエを練習していくという話。

対極的な映画のようだけども「本当の自分」を見つけだすというテーマにおいては一緒な気がした。

「ファイトクラブ」では、不眠症の主人公がどんどん喧嘩にはまっていき、心身共にたくましくなっていく姿が観られたが、そこに非常にアツいものを感じた。

「やっぱり闘わなければいけないんだ」と思った。勿論映画の中の作り話なので、自分は殴り合いの喧嘩なんかこの先やらないだろうけども、あの相手に対して正面からぶつかっていく勇気、血が沸き踊るような感覚、痛み、そんな感覚を味わってみたいと憧れた。

「よし!俺も柔道をしよう!」と、その日は興奮を覚えながら寝た。

次の日、「リトルダンサー」を観た。主人公の少年の綺麗さ、舞台となるイギリスのナチュラルで綺麗な街並み、この映画はストーリーも含めて全てが綺麗だった。やはり日本とは違った感性で作られた世界観が映し出されており観ていて心が洗われた。

主人公が成長していく様も良いのだが、それよりもその家族の姿に胸を打たれるものがあった。母親はいなく、貧しい家であり、ストレスを常に感じるような家庭だったのだが、主人公の少年がバレエダンサーとして成長していくに連れ、その家族も変化していったのであった。

「やっぱりダンスも良い。自分を表現するには一番はダンスじゃないだろうか。」と思った。明るい時、悲しいとき、怒りを覚えた時、全ての感情をこの映画ではダンスによって表現されていた。

「よし!いつかダンス教室へ通おう!」そう胸に誓った。

しかしの所、柔道もダンスも結局どちらも達成する事は難しいと思う。やっぱり今の生活を続けながらまた一から習い事をするのは相当な時間と労力を割くとわかっているのだから。

やっぱり自分は今やっているラートをこれからも頑張ろうと思った。ラートならば試合もあるし、音楽付きの作品だって作れる。

なんだかんだで楽しくて続けてきたラートだけどもここまできたら更に新しい魅力を発見していきたいと思う。

ちなみに今日はジム・キャリーの「イエスマン」という映画を見る予定だ。

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